January 13, 2012
Iroquois_渾身のファブリック
ジャガードやゴブランに特化した100年以上の歴史があり、多くのコレクションブランドの
生地製作を手がける足利の機屋さんの膨大な資料の中からピックアップした70年代の
ほぼ手織りに近い生地を再現したオリジナルジャガード。
当時の生地のため、現在の織機の規格では具現化できない特殊な織物で製造不可能
とされていましたが、現場の方の職人気質を喚起させ、手探り状態から何度も試練を繰り返し、
現代の織機に手を加えてやっとの思いで完成した素材です。
ヨコ糸に綿の太番手を甘撚りにすることで素材のバルキー性(ふっくらした風合い)を出し、
刺し糸でカラー糸を縦横に使用することで、手織り風な柔らかな素材感に仕上げました。
柄も然ることながら、その風合いが絶妙です。
HEADSHOPにて展開中